第95話:脱-ダツ-|あらすじネタバレ【ヒメゴト〜十九歳の制服〜8巻】

第95話:脱-ダツ-|全てをさらけ出すふたり【ヒメゴト最終巻】

<ヒメゴト〜十九歳の制服〜>8巻収録話

 

第89話 微笑-ホホエミ-
第90話 自我-クルシミ-
第91話 映-ウツサレルモノ-
第92話 失-ナクス-
第93話 剥-ハグ-
第94話 失楽園-パラダイスロスト-
第95話 脱-ダツ-
第96話 解-ホドク-
第97話 暴-アバカレル-
第98話 深淵-オクフカク-
第99話 解散-カイサン-
最終話  佳人、未果子、由樹-ソレゾレ-

 

<第95話:脱-ダツ->あらすじネタバレ
怪我をしていないか、触って確かめて欲しいという由樹。

 

そんな彼女の願いを叶える前に、佳人は打ち明けなければいけない事がありました。

 

さっき未果子と入ろうとしていたホテルには、先に男が待っていたこと。

 

そして今まで何回も男たちを騙し、それを見て未果子が笑っていたこと。

 

今、着ている制服は彼女が用意したことまで、未果子の裏の顔全てを彼は暴露しました。

 

しかし、同時にそんな彼女に自分が惹かれたことを打ち明けたのです。

 

自分は彼女の鏡であること、そして一緒に死のうと思ったことも告白します。

 

すると由樹は彼に告げました。

 

そんな鏡、さっさと割れてしまえ

 

誰かの鏡になっちゃったら、そこに佳人いないじゃん

 

自分を殺すように女の子に憧れ続けた彼に、由樹の言葉がひとつひとつ染み込んでいきます。

 

そして最後に彼女は伝えます。

 

もう、鏡はいらないよ

 

この瞬間、佳人は囚われていた呪縛から解放されたのでした。

 

次は由樹の番…。

 

佳人は彼女の体を確認しながら問いかけます。

 

この制服はアンタにとって何?

 

恥ずかしがりながらも由樹は秘密を打ち明けました。

 

この制服を着て、ひとりでオナニーをするということを…。

 

制服は彼女にとって唯一、女になれるアイテムだったからです。

 

これを着ると体がビリビリして熱くなると告白する由樹、今もまさにそんな状態でした。

 

しかし、今は制服のせいで熱くなっているわけではありません。

 

佳人に触られているから…。

 

それを証明するべく、彼女は自ら制服を脱ぎ捨てていきます。

 

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