第66話:過失-カシツ-|あらすじネタバレ【ヒメゴト〜十九歳の制服〜6巻】

第66話:過失-カシツ-|佳人の抱える開けてはイケナイ記憶【ヒメゴト6巻】

<ヒメゴト〜十九歳の制服〜>6巻収録話

 

第61話 過去-カコ-
第62話 証-アカシ-
第63話 鏡-ワタシ-
第64話 殺-コロス-
第65話 制服交際-セイフクデート-
第66話 過失-カシツ-
第67話 悦-エツ-
第68話 後回-アトマワシ-
第69話 連夜-レンヤ-
第70話 志操-シソウ-
第71話 比重-ヒジュウ-
第72話 駆引-カケヒキ-
第73話 迎-ムカエルトキ-
第74話 錯綜-サクソウ-

 

<第66話:過失-カシツ->あらすじネタバレ
未果子と同じ制服を着て行動するようになった佳人。

 

時にはただ一緒に街を歩き回るだけでしたが、今日は少し違います。

 

同じように街を散策していたのですが、ホテルに早めに帰ると言われて戻ってみると…。

 

待っていたのは知らない中年男性!?

 

未果子は今日、客をとっていたのでした。

 

しかも佳人に自分たちの行為を見ていて欲しいと言い出し、客も了承しているようで。

 

見習いのアイちゃんとして同席を強制され、目の前では愛しの未果子が知らない男に犯されていきます。

 

すごく気持ち良さそうに客の愛撫を受ける彼女、それを見た佳人はもう無理だと思いました。

 

このまま出て行って、すべてを由樹に打ち明けてこの女から逃げればいい

 

やることは分かっているはずだし、その方が正しいのは明らか。

 

でも、なぜか体はその場から動かないのです。

 

どうして?

 

自問自答する佳人の頭の中に封印していた記憶が蘇ってきました。

 

彼女もできてエッチも楽しんでいた彼ですが、女装をする趣味はやめられません。

 

こっそり一人で女の子の格好をし、街を歩くのが彼の楽しみになっていました。

 

ある日、可愛いねと声を掛けられ舞い上がった佳人は男についていってしまいます。

 

行き先はもちろんホテル、でも土壇場で男だと告白し逃げようとしたのですが…。

 

相手は彼が男とわかった上で誘っていたのです。

 

すぐに気持ちよくなるから、そう言って無理やり犯されましたが気持ちいい訳もなく。

 

ただ気持ち悪くって痛い記憶だけが彼の中に残るのでした。

 

その時の光景が目の前の風景と重なり…。

 

ふと、目の前の未果子は鏡に映った自分である妄想が蘇ります。

 

犯されているのはあの時の自分!?

 

自分が犯される、そんな錯覚に襲われた佳人は思わず客に声をかけてしまい…。

 

佳人にもまだ隠された秘密があったとは、しかも中々の闇が秘められているなんて。

 

まだ何かありそうな予感?

 

彼らのすべてを知ることが出来る日はやってくるのでしょうか…

 

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